fliegn_26ことTomoの音楽と映画とお酒のチャンプルー(ごちゃまぜ)ブログです。好きなものはとことん語ります!ただいま初代相方もえ(柴犬)が虹の橋に渡り、二代目相方マハロ(コーギー)のお世話係中。


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CONTROL

ニュー・オーダーの前身、ジョイ・ディビジョンのボーカルで28年前に自ら命を断ったイアン・カーティスの生涯を描いた映画「CONTROL」。
今日の渋谷で公開されたので、観てきました。

<物語>
イギリスの田舎町。高校生のイアン・カーティス(サム・ライリー)はデヴィッド・ボウイなどに憧れていたロック少年だった。
デボラ(サマンサ・モートン)と出会い、21歳で結婚。働きながらも胸の内にあった音楽への情熱が吹き出し、後にニュー・オーダーを結成するバーナード・サムナー(ジェームズ・アンソニー・ピアソン)、フッキー(ジョー・アンダーソン)、スティーブン・モリス(ハリー・トレッダウェイ)と『ワルシャワ』を結成し、バンド活動を始める。
ワルシャワの初ライブ後、腕利きマネージャーのロブ・クレットン(トビー・ケベル)と出会い、バンド名を改めて"ジョイ・ディビジョン”でアルバム『Unknown Pleasures』を出す。
その頃、イアンは原因不明のてんかんの発作に悩まされる。
バンドが軌道に乗り出すが、イアンは想像以上の人気と妻と愛人との関係に悩み、しだいに自分の中でコントロールができなくなってくる。

そして1980年5月18日、イアンは自らの命を断つのだった。



監督アントン・コービンは写真家です。
U2のビデオ・クリップで知り、彼の撮るスターの写真も好きなのですが。

正直、初監督作品である「CONTROL」を観るのは不安でした。
PV出身の監督作品は以前にも観た事がありますが…あまり評判がよろしくなかったりしますので。

しかしアントンの場合、不安など皆無でした。
予想以上に良い出来だったので驚きました。
(去年映画賞を撮り、先日ロンドンで行われたエンパイア・アワードでも、サントラ賞と新人賞を受賞)

何よりもジョイ・ディビジョンの写真を撮り、イアン・カーティスとも会ったことのある彼以外に監督はありえないでしょう。
アントン自身、ジョイ・ディビジョンの影響もあってオランダからイギリスに移住したのですから。
しかしただのロック映画で終わってないところが上手いです。初長編映画なのに、人を画面に惹き付ける演出に脱帽しました。

キャスティングも最高によかったです。
イアンを演じたサム・ライリーは、押さえた演技でイアンの内面を演じてました。
『24アワー・パーティ・ピープル』でもジョイ・ディビジョンが出て来るのですが、バンドメンバーとの仲などがあまり描かれてなく、しかし「CONTROL」では割と濃密に描かれていました。
とくにマネージャーのロブ・クレットンのやり取りは良かったですね。
演じたトビー・ケベルも、敏腕だがイアンを思いやるロブを熱演までとは言わず、肩の力を抜けた感じのさりげなさがよかったです。

フッキーを演じたジョー・アンダーソンは、けっこう男前でした♪
これからが楽しみな俳優ですね。(日本での公開作があまりない…<泣)

難点といえば、『24アワー・パーティ・ピープル』の主人公だったトニー・ウィルソン。ジョイ・ディビジョンを語る上ではかかせない人物ですが。
もちろん「CONTROL」でも出てきます。しかし『24アワー・パーティ・ピープル』でトニー役を演じたスティーブ・クーガンのほうが良かったな〜と正直に思ってしまいました。

映画はアントンが得意とするモノクロで進行します。
割とオーソドックスな描写が多いですが、そのまま写真でもいけそうな的確な構図と陰影でアントン節を醸し出しています。

それにしてもこの人、ラストショットの演出が心憎いです。
ジョイ・ディビジョンを知ってる方が観ると、「やられた!」と思うでしょう。
アントンでしか撮れないと断言できるのは、ラストシーンに観れば一目瞭然なのです。
映画で初めて知った人は、アントンが監督したジョイ・ディビジョンの名曲「Atmosphere 」を絶対観てくださいね。

先日サントラ賞を受賞した通り、サントラもかなり充実してます。

今日映画館でジョイ・ディビジョンの名曲「Shadowplay 」を、The Killersがカバーしたものが流れていました。
The Killersは最近のバンドでアメリカ出身ですが、ジョイ・ディビジョンの影響を受けています。

イアンが自殺して今年で28周忌になりますが、今活躍しているミュージシャンに絶大な支持を得ているジョイ・ディビジョン。

自殺は反対ですが、音楽を聴けば分かります。
イアン・カーティスという若くして散った才能を。

予備知識がなくても観れますが、そんな人に朗報です。
渋谷シネマライズでジョイ・ディビジョンのドキュメンタリー映画が公開されるそうです。

ドキュメンタリーは観ようと思いますが、ミュージシャンを知るのならまずは音楽から聴いてみることをお薦めします。
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by fliegn_26 | 2008-03-15 23:40 | Movie&TV | Trackback | Comments(0)
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