別に世の中ヴァンパイアブームだからという訳ではなく…先日の記事に書いた「Top 5 Hottest Vampires」のランキングにスチュワート・タウンゼントが入っており、「そういえばスチュワートのレスタトは観てなかった」と思い出したのが発端です。(…やっぱりブームに乗ったのか？)

それと同作に女優として出演して、01年に他界したR&Bミュージシャンのアリーヤの遺作だったので、見よう見ようと思って今に至りました。

クィーン・オブ・ザ・ヴァンパイア 特別版 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』は、トム・クルーズとブラッド・ピット主演の『インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア』の続編。トム・クルーズが演じていたヴァンパイア・レスタトを、スチュワート・タウンゼントが妖艶に、現代でロックミュージシャンとして蘇ったレスタトを演じております。

前作はだいぶ前に見たのですが、トム＆ブラピ版はどちらかというと時代物。続編は完全に現代劇ですね。それにロック要素が加わっているので、音楽で好き嫌いが別れてしまうかもしれません。

でもスチュワート版レスタトも悪くはないと思います。(ランキングでは4位)
ヴァンパイアにしてはかなり人間臭かったですが、なりきりロッカーぶりもGOODでしたし。物語は今イチ…ではありますが、アリーヤは本当に綺麗で、ヴァンパイアぶりも良かったです。
ほんと、音楽でも映画でもこれから羽ばたくときだった矢先の不慮の事故だったので、映画の最後に「アリーヤに捧ぐ」というテロップを見た時は胸が痛かったですね。

レスタトの「父」と言えるヴァンパイア、マリウスの飄々ぶりは好きでしたね〜。道楽息子レスタトが可愛くてたまらないようです。(爆)

さて、この映画ではかかせないのはレスタトが奏でるロック音楽。
音楽にはKORNのヴォーカリスト、ジョナサン・デイビスが参加。サントラにはマリリン・マンソン、デイヴィッド・ドレイマン(ディスターブド)、そしてリンキン・パークのチェスター・ベニントンが参加！
DVDにはサントラのメイキング映像が入っておりまして。そこにはメイクなしのマリリン・マンソンやチェスターのインタビューも入っておりました。今から約8年前のモノなので、チャズ若いですね〜(笑)

サントラではやはりチャズがフューチャリングされた「システム」が１番好きです☆


↓チャズのインタビュー。


ところでサントラに参加したミュージシャンは皆原作のアン・ライスのファンだそうです。
ダークで孤独に生きるヴァンパイアたちにロック的な何かがあるのかな？
わたくし、現時点でまだ一度も原作を読んだことがないんですよね。読むべき？